とうもろこし畑からの眺め

エスパ作品は平野レミ、NiziUはてれび戦士

【少女時代】隠れた名曲を掘り起こせ、懐かしの曲8選

韓國天團少女時代出道11周年10首歌看形象百變的少時|香港01|開罐

まだまだ続きます、ジョブレスSONEによる少女時代懐古記事。今回は誰もが知っているタイトル曲ではなく、より懐かしさを感じるために韓国語のアルバム収録曲を中心に掘り起こして行きます。

少女時代楽曲の武器:ボーカル組による層重ね

すでに以前どこかの記事で書いたのですが、少女時代の曲は「グループ全員で歌い上げる感」を強く感じられるのが魅力の一つだと考えます。基本的にソロパートを駆使しつつ、サビはユニゾンで入り、後半は歌唱力自慢のメンバーがハモるなりフェイクを入れるなり層を重ねていく構成がその「歌い上げる感」を演出していると筆者は勝手に分析していて、これはSMの基本方針なんですかね。

 

例えば同じ9人組人気ガールグループのTWICEと比較するとわかりやすいと思うのですが、一曲を見ると、少女時代のこの「全員で」一曲をまとめあげる感に対して、彼女たちは個人プレーの集合感が強い気がするんですよね。というのもサビを含め一曲を通して個人にパッキリ歌割りする傾向で、層重ねな瞬間があまりなく、あくまで平面的に切り分けるという歌割りなのでこれはきっと会社のスタイルなんですよね。皆さんはどう思われますか?

 

なんにせよ、筆者は層を重ねて歌い上げることが楽曲の特徴であり、少女時代の武器の一つだと考えるので、その魅力を遺憾無く感じられる曲をこの記事で掘り起こしていきます。

動画で振り返る名曲8選

1. Etude (2009)


www.youtube.com

一曲目は割と有名な映像から。少女時代の動画を漁っていると定期的に出くわす、このウォーターパーク動画。Hello Babyを放送していた時期ですね。

2. 힘내! Way To Go(2009)


SNSD - Way to go (소녀시대 - 힘내!) @ SBS Inkigayo 인기가요 20090308

最近STAYCがこの曲を生歌カバーして少しだけ話題になってましたよね。衣装に画質にセットに時代を感じますね〜。ひむるねらご まれじゅれ- だけでもう懐かしい。一時期この曲聴きまくってました。次。

3. My Best Friend(2010)


Girls' Generation - My Best Friend, 소녀시대 - 단짝, Music Core 20101030

Hootアルバム内の一曲。Hootといえば重めの髪時代。かつら?地毛?エクステ?そして、ここまで3本の動画を羅列して改めて気がついたんですけれど、ユリ氏は自身のパートでカメラに映るときにどこかぽわーっとニコニコとニタニタの間ぐらいのフッ的な表情で笑っていたり、なんとなーくふらーっとセンターに入ってきたりとだいぶ自分ワールドですよね。バキバキに踊る曲はセクシーユリ姐さんで入ってくるんですけどね。感覚で踊っているタイプなのかも。ちなみに筆者はこの曲のイントロが特に好きです。次。

4. Day by Day (2010)


Day by Day - SNSD 소녀시대 (Girls' Generation) LIVE @ Into the New World Tour w/lyrics

みなさんご存知、はんさん ちょうん いるまんせんがっけよ~うですよ。一時期Oh Day by Day~からのサビが頭から離れず、めちゃめちゃ口ずさんでました。筆者はテヨンが出演していたウギョルの結婚式ごっこの中で、アカペラでこのサビをハモらせていた場面が好きです。

https://nico.ms/sm17425216

nico.ms

5. Forever(2010年)


HD [SNSD] Girls' Generation / Forever - "Girls & Peace" World Tour 2014 in Seoul

ユナ氏のあの영원히 너와 꿈꾸고 싶다です。なんといっても“長い時間が経って、私たちの姿が変わっても(意訳)”の最後の畳み掛け。この歌詞をみんなで歌い上げているのが胸熱ポイント。次。

6. How Great Is Your Love(2011)


[Live HD 720p] SNSD - How Great Is Your Love (eng sub)

詩人なスヨンちゃんが作詞したこの曲。

言葉選びに品がある素敵なお姉さんなスヨンが筆者は昔から好きなんですよね。それを母国語ではない日本語でも感じられるという。大昔にアナザースカイで、あなたにとって少女時代とは?という質問に対して、スヨンちゃんが「(日本語)私自身より大事なものはないって思ってたんですけど、私自身よりも大事な人がいるということを感じました。少女時代は、私と同じ人生を歩んで同じ夢を見る8人の私です。」と答えていたのが印象に残っております。

7. Cater 2 U(2014)


소녀시대-태티서(Girl's Generation-TTS)-Cater 2 U [유희열의 스케치북]20141003

ユヒヨルのスケッチブックで披露されたステージ動画の中で視聴数が最多だったというこの曲。納得すぎる。とにもかくにもテティソが好きすぎる筆者なのですが、これほど心を打つ歌を聞かせてくれるサブユニットは後にも先にもないとここだけは強気に言い切りたいです。そして最後はこの曲。

8.다시만난세계 Into The New World (2007)


SNSD - Into The New World (First Live - 12 August 2007)

デビュー前に何ヶ月もひたすら反復練習したというこのタシマンナンセゲ。その後たくさんの後輩たちにカバーされてきましたが、どれもやっぱり違いますね。ピンときません。事前録音して本番は口パク、カメラで抜かれる時には笑顔で愛嬌振りまき自分アピールする、というような曲じゃないと筆者は思うのです。ですが、後輩によるInto The New Worldカバーのほとんどはこれな気がします。

 

そして、少女時代のカバーをするならタシマンナンセゲでもなくGeeでもなくThe Boysでもなく、Mr.Taxiを誰かやってくれないかなーとずっと思っている筆者です。小言はさておき、120%全力投球で踊って歌っていたデビューステージたちに加えて、欠かせないのがあの東京ドームタシマンナンセゲ。


Girls' Generation - Into The New World Ballad Version

メンバーが感極まって涙涙の中での、最後まで歌いきるテヨンの表情は少女時代の歌の絶対的エースの意地と集中力そのものでした。

さいごに

というわけで今回は少女時代の懐かしの韓国アルバム曲を中心に掘り起こしてみました。このボーカル組の歌唱力が最大限に感じられる層を重ねて歌い上げる少女時代の歌構成が好きなんですよね。

 

ちょっと最後に再び小言なのですが、最近事前録音に頼りすぎ、または被せの比率が非常に高いステージ、もしくはライブ感がうっすいステージが多くないですかと。歌唱力に関して、一位のアンコールステージでの歌を持ってきて、いやみんな歌えるんだよ!と言われても割と解せません。振り付けやさまざまなフォーメーション変えを成立させるために事前録音に頼るのは仕方ないという意見もありますが、生歌できないほどそのアイドルのキャパシティーを超えた激しい振り付けが果たして必要なのか?と思ったりもします。ひとまず生歌でステージ披露できるグループが増えることを切に願います。(ガッツリ歌える韓国アイドルが筆者の好みなので。)

 

というわけで、結局何が言いたかったのかというと少女時代が懐かしい&恋しいということですね。いつかまた少女時代が再集結できる日が訪れますように。では。

少女時代8人重逢預祝秀英生日久違叫出「現在是少女時代」口號|香港01|