とうもろこし畑からの眺め

エスパ作品は平野レミ、NiziUはてれび戦士

【2021年】韓国アイドル8組に思うこと:aespaを筆頭に次世代ガールグループが熱い

2020年に続き、今年も韓国アイドルの活動を振り返り、K-POP所感を記していくことにします。総評としては「新グループのデビューが続くものの、(目新しさの段階を過ぎた)中堅以上によるホットな動向は無」といったところでしょうか。以下、筆者が継続的に注視・応援している8組のハイライトです。

【aespa】最後まで平野レミ料理を続けられるか?

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エスパについては我慢ができず一度、savageカムバック前にずらずらと思ったことを記事にしたのですが、それ以降も特に印象・感想に変化はなく、ぜひ一読してもらえればと思います。そこそこの熱量で執筆しました。(エスパ×メタバースの解釈、SMの自分勝手ぶり etc.)

そしてsavageもnext level同様、笑いが止まりませんでしたね。今はすっかり距離を置いていますが、カムバック期間は事務所もだいぶ雑多な笑いを突っ込んできて、高度だなーと思ってました。MVは平野レミの料理ぐらいおかしいです(必ずしも맛집とは言っていない)。雑な例えですが、売れるアイドルの単純明快な解法や味付けがあるとして、それを大真面目になぞっているのがハイブとすれば、エスパはまあ相当ヘンテコ。高級洗練フレンチvs.何料理かも不明なご馳走というところでしょうか?既存の形に囚われず、異様な笑いを生み出しているのではないでしょうか。SMは正統・サブカル平野レミまでなんでもできるんですね。どんなジャンルであれ、美味しいと思う人が多い=売れるということなんでしょうし。

 

そして、ウィンターの素で溢れ出る勝ち気な部分がマンバを倒すエスパの設定と勝手にマッチしてて、事務所に推されている以上に印象に残る上、存在感がありますよね。この世界観を背負わせても潰れない本人たちの素の魅力に助けられていいて、ひとまずキャスティング成功だよなーと思う限りです。イェッピーイェッピー。それにしても事前録音に頼りすぎでは?ライブで被せくらいしてほしいものです。

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NCT DREAM】いつまでNCTのサブグループ枠なんですの?

NCT Dream Members Hot Sauce Group Wallpaper 4K PC Desktop #1170a

これまでと変わらずアルバムも舞台も良いドリームですが、127活動期間の『5人ドリームドサ回り』はやはり今年も健在。Hello Futureの5人バージョンを見て、これはさすがにないと思った次第。時が来た、僕たちの未来は明るい...? マークが出戻り、7人で固定化もされ、ようやく出せた正規一集のカムバック期間は「一緒に舞台ができて嬉しい」が溢れていたものの、その後の5人ドサ回り中盤では覇気の無いステージも多く、さすがに不憫に思いましたね。ドリームの特殊性は若さとスタートの早さにあったと考えますが、もう彼らも大人。弟グループ、部活動枠として置くのは無理があるのではと。127をなんとしてでも売れさせようと事務所が奮闘し、多少手こずった時間に、ドリームと同年代のグループが周りにごろごろ存在するという状況になった、というところでしょうか。とにかくドリームに関しては「5人が不憫」の一言に尽きます。

【TXT】君たちはどうみてもloserではないけれど?

TXT's "Loser=Lover" Lyrics In English Will Make You Rethink The Word Loser

今年のTXTは”0X1=LOVESONG"に"LO $ER=LO♡ER"にと、本人たちのキャラクターと音楽で運ぶメッセージのちぐはぐ感にうーんと思った一年でした。混沌の章に突入してからの音楽性の変化というより、メッセージですね。I'm a lover~ I'm a loser~はムズムズが止まりません。(現段階では)会社が凝りに凝って準備した品を一生懸命消化しようとしていると見えなくもない彼らに、事務所はなんとしてでも「僕たちのストーリーを表現し、素直な感情を歌っている」と言わせるわけです。最終的には今よりも多くの音楽を自主制作させ、彼らの偉大な先輩のように、自己表現をする”アーティスト”にのし上げることになるのでしょうが、なんとなく歌と今の本人たちとステージが綺麗に噛み合っていない気がするのは筆者だけでしょうか?

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LO $ER=LO♡ERの説明

以前カンテヒョンについて熱弁(?)したこの記事で、TXTはデビュー時から「自分と現実世界との間の葛藤」という内容を繰り返すが、彼の達観っぷりを見ると彼がそんな段階にはいないように感じられると書いたのですが、混沌の章に入ってからは彼に限らず、思った以上にチグハグが気になっている筆者です。こう本人たちの持って生まれた部分と噛み合ってないと書くものの、具体的には何なのかは断定はできていません。全員顔が綺麗すぎるのか?成人した図体のでかい大男たちにセンチメンタルされる違和感なのか?完全に勢いづいた事務所発という出自込みで、スタートから泥臭さや負け組感がないからか?それともシンプルに技術的にガタついているのが目立つからか?

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未だステージ消化はヨンジュン一強

「こんな世界の中で痛みを感じている僕」「君と僕は一緒」と色々ストーリーの装飾をつけながら、本人たちとファンの成長エピソードにするより(あんな凝った内容をチープな一文に解釈するもの申し訳ないが)、「BTSを先輩に持ってプレッシャーに押し潰れそうで、自分がちっぽけに思えるけれど、本当はそんなことないんだ」という感じの成長の痛みを隠しに隠して表現するのはどうであろうか。(そんなことは絶対にできないであろうが)等身大といえば最大限に等身大では?あまりに正直に感想を書いてしまったが、バッシングの意図がないことだけは了承していただきたい。どうこのミスマッチが解消されていくのか、どう事務所がストーリーを進めるかも含め、要注目なtxtであります。

【LIGHTSUM】この8人をどう纒め上げるのが正解なのか?

LIGHTSUM·라잇썸 on Twitter: "[📸] 210610 @ Debut Single [Vanilla] ONLINE FAN  SHOWCASE LIGHTSUM과 함께한 즐거운 시간! ⏰ 앞으로도 행복을 가득 선물할게요! 🎁💝 #LIGHTSUM #라잇썸  #Vanilla https://t.co/YQdMTCyDCP" / Twitter

キューブから今年デビューした彼女たちは、何の気負いもなくステージを鑑賞できます。さすが新人グループ、明らかに若い。そして皆んなべっぴんさん。メンバー8人の毛色が違いすぎるという声も聞かれますが、確かに3:2:3で(表情が柔らかい)-(中間)-(真顔がきつめ)とグループ内に顔や雰囲気の幅があるような。それをバラバラと感じる人と色とりどりと受け取る人の両方がいる模様。それでもデビュー曲のVanillaはなかなか上手く纏め上げていたのではと思います。セカンドシングルをファンファンIZ*ONEサウンドで出撃してきたのには笑ってしまいました。音や動きの情報量がやや多い気がしなくもない...?それでも口パクや事前録音なしを徹底したLIGHTSUMのステージはこのご時世に素晴らしいこだわりだと思います。

そして、筆者が勝手に期待を寄せるのがProduce48にも出ていたメインボーカルの二人。チュウォンは間違いなく19歳の歌声ではなく、ナヨンは曲に合わせて声のトーンを自在に変えられるよう。vliveなどでランダムに歌っているところを見ると、今後もいろんなジャンルの曲を聴く機会がありますようにと願わずにはいられません。そしてサブボーカルが上手く育ちますようにと、これまた勝手に期待しているところであります。

【Treasure】よくは知らないが、普通に格好良い?

他のグループに比べて把握度が低いので、これを発信したいという強い思いはないものの、MMMの日本語ver.がうまく原曲の歌詞を生かしていたので今年のハイライトとして記しておくことにしました。サビの터질 것 같아 너 때매 を「心臓が爆発寸前」にしていたのが想像以上に良くて笑ってしまいました。そして見れば見るほど振り付けが秀逸。(今年活動してました?)

【INI】投票で決まったものの、なかなか良いバランスでは?

Treasure同様ただの傍観者の感想ではあるものの、日プ2はなかなか自己啓発要素が強く、面白いシーズンだったように思います。仲宗根梨乃氏をはじめ、トレーナー陣の指導方法が「自分を解放しろ、君の想いは何だ、ぶつけろよ」とアイドル選出の目的以前に、軽く自己実現コーチングセッションだったので、筆者はかなり笑えました。本家プデュとは参加者たちの技術レベルが違う上、オーディション期間で伸ばせるスキルも高が知れているからか、こうしてそもそもの心持ちを重点的に問いただすのは見ていて新鮮ではありました。

結果操作なしの投票で選ばれたメンバーですが、パフォーマンスのコアにいる人たちがしっかりと重心をつかんでいる(ように見える)ため、最終的にバランス良くチーム編成できたのではと思いましたね。「オッパ感を売るKPOP」の現地化プロジェクトとしては、キャラクターに技術にとぴったりな良い人材がひとまず集まったのではないでしょうか。歌を武器にする人が多いのも一つ大きな強みでしょうね。悲しいかな、日本で完全に0のまっさらな場所から試行錯誤・右往左往してきたJO1が彼らに軽く追い抜かれそうな雰囲気です(外野の人間の主観です)。まあ面白いものは面白いということで。

【Kep1er】夢に向かう姿はいつだって眩しい

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同じくプデュ系オーディション番組のガールズプラネット999ですが、各々言いたいことはあると思いますが、それほど肩入れしていなかった筆者は純粋に楽しめました。オーディションの終盤から最終回にかけて放たれるあの輝きってなんなんでしょうね。良い良い。外国人の江崎ひかるちゃんとシャオティンが今後どのように韓国仕様になっていくのか非常に楽しみです(浅い感想で申し訳ない)。

【OH MY GIRL】今年も今年とておまごるに心洗われ、元気を貰う

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毎年毎年ここに戻ってきてしまうというのが、このおまごるちゃん。去年のNonstopとDolphinの勢いに乗り、今年のDun Dun Danceも十分にヒットさせたのではないでしょうか(そしてガルプラで初めて5番目の季節を聞いた人もいるのでは。)2015年のデビューから継続的に良い姿を見せてれる事務所と本人たちの努力には感嘆します。やはりおまごるちゃん達は手を取り合って力を合わせる姿が美しく、いつも空気が澄みきっています。お互いへの反応にこれほど愛情が溢れるグループは他にいますでしょうか。どこを切り取っても癒されます。今年は人生で初めて、曲を聴いて泣きそうになりました(秘密庭園という曲なのですが)。歌声と歌詞に耳を澄ますと涙腺がゆるんでしまうのは、筆者の情緒がおかしいのでしょうか?来年は早期契約更新はしていないとされるジホとミミが再契約に至るのかが気になるところです。どんな形で7周年を迎えることになるのでしょうか。想像するだけで、涙が...。

さいごに

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去年今年と大手事務所から中小事務所まで、次世代のガールグループ計画が一気に表に出てきていますね。一年を通して注目のカムバックが途切れることがなくステージも楽しめて、韓国アイドル界も本当に飽和状態だなと再確認した一年でした。と同時に、こうして通りすがりに見て楽しむグループと、そこから一歩踏み込んでご贔屓グループになる差異はなんだろうかと考えたりもしました。みなさんの「他でもなくこのグループを応援したい」という気持ちにさせられた決定打が何であったのか、非常に気になる次第です。

 

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。かなりフライング気味ですが、良いお年をお迎えください。では。

(深夜に一人で今年一ゲラゲラ笑った、超マイナー新人アイドルのチッケムを添えて (0:44~))


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【Oh My Girl】古き良きKPOPが詰まったコンセプトの妖精、ただただ癒しのおまごる

※2020年11月に掲載した記事の再アップ

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2020年、弾けるべくして弾けたOH MY GIRL。筆者が心掴まれた数少ないガールグループの一つです。全ての要素がピタッとはまっていてただただ癒しであり、やっぱり韓国アイドルはこれだよねと思わせてくれる7人組です。 

 

一方で、彼女たちがデビューした2015年前後は少女時代の次の世代となるガールグループが大量に混在し、まあまあな飽和状態だったので、これまで彼女たちが大衆の注目を集めることは難しかったんですよね。2014年デビューのRed Velvetとは同じサブカル趣向でしたし、2015年にはTWICE、2016年にはBLACK PINKが次々とデビューし、大手三代事務所の新世代ガールグループ3組と中小企業の“その他諸々ガールグループ”という状況であり、WMエンターテイメント所属の彼女たちもその中の1組だったと思います。

 

ですがここに来て周りのプレーヤーたちが徐々に迷走し始めたり、限界を迎えたりと落ち着いてきたところで、彼女たちが着実に積み上げてきたものが大衆に発見され、急浮上してきたというところであります。今回は筆者的OH MY GIRL(通称おまごる)のツボを色々と紹介していきます。

ツボ1:目まぐるしく変化するK-POPシーンの中、古き良き韓国アイドルの要素を持ち合わせるおまごる

筆者のように一世代前のK-POPにハマり、最近なんかつまらないわーと言って半分振り落とされかけつつも、2020年までずるずる韓国アイドルを見ている人たちに特にオススメしたいのがまさにおまごるちゃんたちなのです。

 

筆者にとってアイドルは、日常の中で乾きや物足りなさを感じるような時、現実逃避したいような時に活力をくれたり、いっときの癒しになってくれる存在だと思っているのですが、昨今の韓国グループには力みすぎ?凝りすぎ?の詰め込みすぎ、ビジネス感がいつにもなく増し増し、なぜかこちらが消耗される、それで正解なのか?何か大切なこと忘れてないか?と思うことが多々あります。

 

ここ数年でK-POPファンが世界中に一段と増加し、製作側も海外の受け取り手・ファンの好みに意識を向けていく中で、サウンドに始まり、パフォーマンスの見せ方、ファンへのアプローチ方法、衣装、メイクなどスタイリングまで本当にK-POP/韓国アイドルの体質が大きく変わってきているのは紛れもない事実でしょう。その時々のトレンドがあって、変わりゆくものがあるのは当然なのですが、時々ひと昔前の韓国アイドルを恋しくなってしまうという人も少なくないと思うのです。まあでも、たとえ筆者がいま世間的に爆売れしているガールグループに面白さを感じないと言ったところで、ウケる人にはウケているわけで、結局はどんなアイドルの話も結局は個人の好みによるのですが。

そんなエクスキューズを入れつつ、なぜおまごるが筆者のツボを真芯で捕らえているのか考えると、やはりデビュー当時から色んな要素においてちょうどいい情報量と匙加減で活動していて、普通にただただ元気と癒しをくれるものも継続的に見せてくれることなんですよね。そしてこの「継続的に」というのが大切だと考えます。というのもデビューから時間が経てば状況に合わせて変化をしていく、変化を求められるのがアイドルの常であり、そこでファンの期待するものと噛み合わなくなることは少なくないはず。けれどおまごるちゃんはこの5年間の活動において一度もミスっていないと(少なくとも筆者は)思っていて、そこがミソなんです。カムバックのたびにおまごるいいよなー、これだよなーと思ってきました(贔屓目すぎ?)。 

Nhóm nhạc nữ SNSD  /// Ảnh: Cắt từ clip

 そして、少女時代が好きな人は高確率でおまごるにも心掴まれるに違いないという勝手な持論をここで展開したいと思います。というのは、昔からただでさえハイカロリーな韓国アイドルたちが上に書いたようにここ数年はいつにも増していろんな面で詰め込みすぎ、足し算しすぎと情報過多。そんな中、ただただシンプルに可愛く美しく楽しく行こう、いい歌を届けようという彼女たちは、グループのあり方やメンバーの様子、パフォーマンスにおいて少女時代とものは違えど似たような塩梅な気がするんですよね。

ツボ2:どこまでも擦れることのない仲良しなメンバーたち

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さらにおまごるツボ話を先に進めると、おまごるちゃんたちは何と言ってもチームの雰囲気がとても良いです。WMに大切に育てられた箱入り娘たちで、お顔もスタイルも性格も含め全て品が良く、7人とも見事なまでにまったく擦れていなくて、なんというか澄んでいるんですよね。

 

各個人だけでなく7人が集まった時の雰囲気も綺麗で、これまた澄みきっていて平和です。仲良しなのはもちろんなんですけど、おまごるちゃんたちは互いへのリスペクトや感謝をものすごく素直に表現するんですよね。泣くときはみんなで泣いて、わぁぁ君たち可愛いねぇぇ応援したくなっちゃうよ、、、という感じです。楽しい時は、スズメ達がきゃっきゃしているような様子です。これまた、ああ可愛いねええ。楽しそうでなによりだよ、、、と思う次第であります。

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ツボ3:こだわりの楽曲が多い。ボーカル担当たちの厚み。

おまごるの楽曲は結構周りのガールグループとよく差別化できているといいますか、ニッチな良い場所にいるなと感じることが多いです。近頃はガールクラッシュがブームで半ば飽和状態(ここでは音と見た目でもって定義された、強いEDM系のサウンド&派手ステージ衣装をガールクラッシュとします)。ビート強めに電子音がファンファンしている曲にみんなお腹いっぱい、疲れ気味という状況だと尚更おまごるの楽曲の良さ、ポジショニングの良さを感じることができます。

 

楽曲の幅に関しても大ヒットはしてこなかったものの、デビュー当時からかなりこだわりを感じる曲をリリースしていて、様々なコンセプトをこなしてきました。単純にかわいい明るいから、力強さ、儚さまでいろいろな姿を見せてくれます。今のKPOPガールグループで本当に一番なんでも消化できるのはおまごるちゃんなのではないでしょうか。

 

そして、歌の構成が筆者の好みです。韓国アイドルの楽しみの一つが歌を聞いてやっぱりこの人半端なく上手いよなあと唸ってしまうような瞬間に出くわすことなのですが、Oh My Girlはここぞという所でハモリやフェイクを入れたり、しっかり歌唱力を見せつけてくれる瞬間に多く出くわすことができます。他にもメンバーそれぞれの声質、声の出し方、楽器音の主張のなさ、音域、誰がどのパートを歌うかの歌詞割りなど筆者的には全てがピタッとハマっていてツボにぶっ刺さってきます。バラードをがっつりこなせるのも魅力なのですが長くなりそうなので泣く泣く割愛。

 

WINDY DAY(2016) :のちに本人たちが“別の知名度のある歌手が歌えば売れていた曲だと思う(意訳)”と発言していた良曲。悲しいかな。


OH MY GIRL (오마이걸) - WINDY DAY [Music Bank / 2016.06.17]

 

Secret Garden (2018): デビューから3年以上、5枚目のアルバムでようやくケーブルで初1位を獲得した曲。
[OH MY GIRL - Secret Garden] KPOP TV Show | M COUNTDOWN 180201 EP.556

 

Bungee (2019) :この曲でようやく地上波初一位。ユア・ミミの入りから始まる、最後大サビのたたみかけがお気に入り。これぞ K-POPのサマーソング。


OH MY GIRL (오마이걸) - BUNGEE (Fall in Love) [Music Bank / 2019.08.09]

 

そして、日本語歌詞のクオリティーが高い高い!特に花火 (Remember Me)の日本語 ver.は感心しました。歌詞の自然さにメンバーたちの発音、どれをとっても全く妥協することなくやっているんだなと。ありがたい。K-POPの日本語 ver. 大体ゴミじゃない?と言う人にぜひ聞いてもらいたいです。

Remember Me (2018):ミミちゃんのラップが素晴らしい


OH MY GIRL 『花火 (Remember Me) Japanese ver.』

  ツボ4:衣装もメイクもスタイリングがいつだって素晴らしい

最近はなぜそうなる?これを最新トレンドとするのか?それは本当に魅力的ですの?と考えてしまうメイクや衣装を見かけることが多くないですか。それに対し筆者がおまごるに安心感を覚えてるのは、いつもシンプルに可愛くの姿勢が一貫されているからだと思います。ここ数年の全員バラバラ衣装のトレンドとは異なり、このグループは統一感のある衣装を着ていることが大半です。結局は受け手の好み次第ではありますが、全員のテーマは同じままメンバーのスタイルやキャラクターに合わせた衣装を着せてくれるので、これだよ!みんな忘れないで!となります。Oh My Girlのスタイリストさんたちかなり気合い入ってます。

The Fifth Season 5番目の季節 (2019)


[OH MY GIRL - The fifth season] Comeback Stage | M COUNTDOWN 190509 EP.618

ツボ5:パフォーマンスの線が綺麗

本人達のフィジカルからくる踊りの線の美しさももちろんですが、振り付けやフォーメーションの組み方がいつだって有効です。これまた最近のガールグループでよく目にする謎の詰め込み思考で意味のわからない振り付けや体形移動がありません。ただただシンプルにパフォーマンス中の姿が可愛く、美しく、格好良くみえるような振り付けをしてくれるのが筆者のツボに刺さります。

CLOSER (2015):隊形を上から見るといろんな星座になっているという一曲


OH MY GIRL(오마이걸) - 'CLOSER' M COUNTDOWN 151008 EP.446

一歩二歩 (2016) :このフォーメーション然り、歌詞然り名曲


Oh My Girl - Step By Step | 오마이걸 - 한 발짝 두 발짝 [Music Bank HOT Stage / 2016.05.06]

ツボ6:表情が上手い。ライブが上手い。

同じ活動曲で何度音楽番組に出ようがライブをしようが、決まった振付を絶対に崩さない(舞台がどこでもほぼコピー&ペーストな)女子人気アイドルも多い中、オマゴルちゃんたちは音程やジェスチャーをアレンジしたり、その時々の表情をしていることが多い気がします。こういう歌に表情にとライブが上手なグループってfancamをあさり始めたら最後で、特にファンがとった非公式の動画は永遠に見続けられます。おまごるちゃんたち上手やな〜素敵なアイドルだな〜と思いながら筆者はいつもステージを見ています。

 

CUPID (2015) :デビュー曲 2019年ver. (ミミちゃん不在で6人ですがみんな表情が良いので)


[주간아 미방] 백투더데뷔! 옴걸 has shot my heart♥ 오마이걸의 ‘CUPID’ 2019ver. l EP.406

 その他筆者的謎ツボ

韓国語コメントの多さ、圧倒的にファンダムが韓国ベース

YouTubeで動画を漁るときに、韓国語のコメントが大半を占めているKpop動画を見つけることは英語に支配された今のご時世だいぶ難しいじゃないですか。筆者の場合昔から韓国人のオタクの感性と反応を見ながらKpopを楽しんでいる節があるので、ハングルで埋まったコメント欄を見て読んでしまうと、ああ、Oh My Girlは韓国ファンの手から全くこぼれ落ちることなく(韓国のファンを置いてけぼりにすることなく)しっかり自国ベースで活動しているのだなと思って、筆者の謎のツボに刺さります。 

日本語を頑張る彼女たち

Oh My Girlはデビュー後の活動もまずは韓国で、そして2019年にようやく日本デビューしたのでとりあえず日本デビューしとけ、海外にもアピールしとけというのはなく、海外進出にはだいぶ慎重派だった気がします。で、筆者のツボ刺さりポイントはおまごるちゃんたちがめちゃめちゃ日本語を頑張っているということ。

 

よくある「ありがとうございまーす。愛してまーす」的な台詞読みの完全ビジネス日本巡りとは違って、Oh My Girlはライブの一人一人の挨拶でも日本のファンに日本語で思いを伝えたいという頑張りが伝わってきます。時間がかかろうが言葉に詰まろうが、できるところまで日本語を話そうとします。特に日本に関してはワールドツアーのただの一カ国という位置付けではなく、日本でしっかり活動を広げていきたいんだという思いがあるんでしょうね。そんなこんなでこちらも純粋にこの子たちの夢を応援したい、頑張りが報われてほしいみたいな気持ちになってしまうのです。

 

さいごに

長くなりましたが、一通りおまごる基礎情報を頭に入れた後にQueendomという6組の韓国ガールグループがパフォーマンスを競い合う番組をぜひ見てほしいです。パフォーマンス自体も感動ものな上、とてもなく健気なおまごるちゃんたちが見られるので、メンバーもパフォーマンスもさらに好きになること間違いなしでしょう。Oh My Girlのグループの成り立ちやメンバーの素性をある程度知った上で見ることをお勧めします。

LovelyzのDestinyのカバー。絶対に番組の流れのなかで見てほしいベストステージ。


[ENG sub] [4회] ♬ Destiny(나의 지구) - 오마이걸 @2차 경연 커버곡 대결 컴백전쟁 : 퀸덤 4화

 

大好きな何度見ても笑えるおまごる食物連鎖・パワーバランス図を最後に

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ジホ

アリン

ヒョジョン・スンヒ

ビ二

ミミ・ユア

 

 

【aespa】メンバー紹介(2021年時点の印象ベース)

f:id:odekorim:20210628134444j:plain前回の記事にも書いたのですが、aespaはメンバー4人の素の魅力が世界観に全く負けていなくて、つくづくキャスティングが素晴らしいなと思うんですよね。みんな面白い。アイドル本人たちの魅力がなくては成り立たないaespaの世界観なので、よくこの4人を選んだな、よくこの子達を練習生に持っていたなと感心していしまいます。と同時にすごい不思議なバランスの4人だなとも思うんですよね。この上の写真を見ても、うーんこの4人が数多くの練習生の中から選ばれて、同じチームで今後を共にする運命共同体なのかと思うと不思議です。4という数字が余計にそう思わせるんですかね。

odekorim.hatenablog.com

まあそんなことはさておき、今回は年齢順にそれぞれの印象を語っていくこととします。 

カリナ

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2000年4月11日生まれ。aespaの顔であり、最年長リーダー。首都ソウルからそう遠くない京畿道水原市出身。本名はユ・ジミン。

aespa on Twitter: "#aespa #KARINA… "

身長167cmのaespaの中でも長身派、気配りができ、面倒見のよいお姉さん。推す推さないは置いといてとりあえず「私、カリナ好き。」という感情を抱いてしまう。aespa4人の中でもこの子はこういう性格なのかな、こういうこと考えているのかなというのが筆者的には一番想像しやすいのがこのカリナ。

 

もともと少女時代を見て歌手になりたいと思ったというように、普段聴いている曲のプレイリストが完全にSMに根をおろしたオタク。こんなに綺麗なお姉さんがすごく普通の人の感覚と近いところにいるというのが魅力的なのでは。同性からめちゃめちゃ好かれそう。これからステージで色々なカリナを見れるのを筆者は大変楽しみにしている。

ジゼル

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2000年10月30日生まれ。ラップ担当。日韓ハーフ、東京のインターナショナルスクール育ち。本名は内永枝利/キムエリ。

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土曜公開オーディションに合格後SM入社、約11ヶ月後にaespaでデビュー。狎鴎亭生まれインター育ち、叔母がABCニュースソウル支局長など身の上話から想像するに、良いところのお嬢さんなのだろう。裕福な家庭に爆速デビューとNCT DREAMチョンロと似たような特殊な出自を持つ。SM練習生としてトレーニングを積んだ期間は短いはずなのだが、基本的に恥ずかしがらず、舞台も普通に立っているのでこれまた不思議。デビュー時からの落ち着きや穏やかさという点もチョンロを思い出す。SMのことうちの会社と思えているのかな?

 

インター育ちな故、根底に英語圏のノリが流れているものの、しっかり韓国仕様にもなっている。舞台の上下ともにまだまだ隠し持っている姿がメンバー1多いであろう故、これまた今後が楽しみなジゼル嬢である。

ウィンター

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2001年1月1日生まれ。釜山生まれ、慶尚南道梁山市育ち。ニンニンとともにボーカル担当。本名はキム・ミンジョン。

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白くてほっそい。ほっぺにくりくりな目にと可愛いお顔。おまけに声も可愛い。そのビジュアルからふわふわキュートな印象を最初のほんの一瞬だけ持ってしまいそうだが、実際は随所に負けん気の強さが滲み出る。意外と粘り強く練習していそうとか勝手に筆者は思っている。職業軍人になろうと思ったことがあるというので、正義感が強い子でもあるのだろう。うちら最強バイブで間違いなくエスパのギャル感を加速させる一人。おそらく将来ソロアルバムを出す。ざっとまとめると、エスパのギャルを牽引する勝気で度胸のあるお子。

 

そして筆者の思うザ・韓国女子なウィンター。声が完全に韓国語の周波数&発声。声以外にもメンバー同士の距離感や付き合い方、会話の返しがこれぞ韓国語!韓国文化!となる。そのため彼女を見るたびにやはりKPOPは韓国人でなくちゃと再確認することができる。幼少期写真に中毒性あり。定期的に見返したくなる。

ニンニン

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2002年10月23日生まれ。中国最北東部省のハルビン市出身。aespaではマンネになるが、メンバーの中では最長の練習生期間を有す。ウィンター同様、ボーカルを武器とする。

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ニンニンは非常に謎なお子。何を考えているか、どういうメンタリティーでいるのか全く見当もつかないが、面白い。物おじせずよく喋り、はーっはとよく笑っている。ばぶばぶ喋ったり、おっちょこちょいでやらかしている場面も多いが、歌やステージとなると自分なりの考えやイメージ、こだわりがしっかりあるのだなというのが見える。でも気を緩めると脚を開きがち。変顔しがち。最近は謎の変顔を連発している。なので何考えているかわからない。このちょっとつかめないけれど間違いなく面白いというキャラはSHINeeのテミンに似たものがあるかもと筆者は勝手に思っている。不思議なマイワールドがありそう。そんな突拍子もないニンニンを筆者は密かに推している。

さいごに

こんな感じで2021年の印象ベースで勝手にメンバー紹介をしました。新人期を過ぎるとビジュアルもメンタリティーも変化してくるアイドルがほとんどだと思うので、aespaに関しても中長期的な観察をしていこうと思っている次第です。というわけで2021年時点のaespaメンバーそれぞれの印象を書き残しておきました。では。

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これからも4人仲良く楽しく過ごしてほしいですね

 


 

 

 

 




 

【aespa】秀逸なキャスティング、メタバース世界観に負けない凛としたギャルたちに笑いがとまらない

SM Entertainment's aespa makes fiery debut with 'Black Mamba' – watch

aespaについて記事にするにしてももう少し活動を見守ってからと考えていたのですが、つい先日スマンショーとやらを観まして我慢ができなくなったので、デビューから1年未満、持ち歌3曲と時期尚早ではありますが、思っていることを書き出していきます。めちゃめちゃ笑えて眺め甲斐のあるaespaについて筆者的ジワり項目を今回いつくか書いていきます。

SMの自分勝手ぶりに笑える

イスマンが「うちの会社は常に未来を予想し準備し、開拓してきた。」と言うように、aespaにおいても将来への展望があって私たちは先手を打つというSMの変わらぬ基本姿勢が貫かれているのは誰の目にも明らかだと思うんですよね。そしてエスパのこの過去一二を争う無茶苦茶な設定に対して、普通にアイドル作れやと強い抵抗感を示したくなるのも理解できる一方、筆者的ツボはまさにこの「みなさん、私たちこれやるので理解と応援よろしく」と要求してくるSMの自己中っぷりなんですよね。作ってみたぶつをひとまず歩み寄りなしでぶつけてくる点はNCTもそうだったような。

 

私たちを好きになってほしい!が他のアイドル同様最終的にあるはずなのに、コンセプトも曲もわざと単純明快な方法で提供してこないのがドM心を刺激するといいますか…。 “あえて正攻法で攻めてこないSM”と考えながらこのNext Levelの動画を見たら、その矛盾というか遠回り?ゴールとやり方のちぐはぐに本当に一回笑いが止まらなくなったことがありまして。自分でもこの笑いが何なのか分からないけれど、リアルに笑いが止まらないという感じで、エスパのおかげで人生で初めての感情に出会うことができたと思います。

 

ちなみにこれが例のどうしようもなく笑いが止まらなかった動画(新人グループのカムバ曲で大真面目に何言ってんだ。)


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世界観に負けないメンバー、ようこの子ら選んだなと笑えてくる

エスパの世界観としてaeの生成がなんだ、Black Mambaが自身のアバターのとシンクを邪魔してくる、コスモを目指してどうのこうのと4人がイスマン夢物語のストーリーテリングキャラクターとして話していますが、これって素材選び(キャスティング)を失敗したら全く笑えないどころか、君ら何やってんの?と冷めた視線で言われるような盛大に空回りする内容だと思うんですよね。

  

でも実際はaespaの世界観に負けない、本人たちの素材の面白さがそこにあるために十二分に成立しているし、筆者のような異様な笑いを一定数生み出しているわけです。aespaの世界観としてはかなり奇異な手法で攻めてきているものの、私たちを好きにになって!を本人たちの素の部分に頼ってファンの心を掴んで実現させているのを見ると、キャスティングがどう考えても秀逸と思ってしまいます。ここをミスっていたらaespa全然笑えません。でもこのメンバー選びが成功しすぎていて憎めないというか、上手いことやってんなーと思えていつも笑ってしまいます。究極のバランス。

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疑問1:これいつ終わるの?

エスパに対して疑問に思うことはみなさん多々あると思うのですが、筆者の一つ目の疑問はこれいつまで続くの?ということです。

 

まず“あえて普通をやらない”仲間のNCTについて少し言及すると、NCTの絶対にブレないこだわりの一つが音だと筆者は考えていて、SMはこれまでNCTサウンドを途中で変更することなく粘り強くやってきているわけです。それを見ると、aespaも出発にあたり決めたことは当然事務所はやり抜くのだろうなと思うわけです。

 

で、同じ楽曲面を切り取るとaespaの場合NCTと違って、aespaはこういうサウンド!というのは現時点でなさそうだなとは思っているのですが、なにせaespaは世界観を歌詞にぶち込んできている。その上、SMは基本的に当初の重要なコンセプトは簡単に投げ捨てない。というわけで筆者としては「このストーリーテリング歌詞いつ終わんの?私たちはいつまでタイトル曲でこのお話を聞くのだろう。」と疑問を抱いてしまうわけです。いつマンバ倒して、コスモにたどり着くんでしょうか。まあこの辺は持ち歌3曲でミニアルバムさえも出ていない今の状況で答えが出る話ではないので次にいきます。

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映画制作のオファーがどうの言うけれど、ユニバにアトラクション一つぐらい作れそう

疑問2:私たちは8人組でアバターと共に活動し成長?メタバース・SM Culture Universeとは?

上にも書いた通り、SMは将来の展望があって、我々は先手を打つという姿勢でアイドル/新コンテンツを作っていて、そろそろ新しいアイドル作って売れさせよかという以上のミッションが毎回設定されている(と考えます)。きっと『aespaを理解したいなら、まずはイスマンを知れ』なので、イスマンの主要な発言を10年前のものからいくつかピックアップしてみることとします。

 

“外国のファンを仮想国民とする韓流仮想国家を作り出すことが最終目標 ”(2011年)

“我が国の強力な情報技術 ITと文化が結びついたコンテンツは途方もないシナジー効果を出すことができる” (2017年)

“AIとセレブリティーの時代。実在するスターとアバターが共にセンターになる世界。現実世界と仮想世界を行き来する活動” (2020年aespa結成にあたり)

 

筆者は雑に「情報通信技術の発展に合わせて、我々は世界中の韓国アイドルファンを繋げまくりたい、そしてその繋がりと交流を強化したい」という感じか?と理解しました。この世界中に輪を広げ、繋げ、共鳴したいはNCTで目指す。そしてaespaはその交流の方法について、さらに先の未来に視線を向けて「現実世界と仮想世界を行き来する時代へ」をキーワードにやっているんですかね。

 

最近このバーチャル分野、メタバースの概念がルーツであるゲーム分野以外の領域で応用されようとしている中で、イスマンもアイドルの分野でセレブリティを取っ掛かりにこれを考えていると言ったところでしょうか。数日前にマークザッカーバーグメタバースの概念にしているのを読んだのでトレンドなんでしょうね。

www.businessinsider.jp

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イスマンのビジョンをさらに深読みしていきます

まず、どの分野に応用されるにしろメタバースに関しては発展途中の新概念なので明確な定義はないものの、筆者のaespa × メタバースの理解はざっと:

 

(aespa話に限らず)この先、AI技術の発展、ネット上で可能な操作/行動のさらなる開放などで、人々のインターネットの世界での行動の幅が増え、その世界での移動の自由度が高まっていく。その結果、現実世界の自分だけでなく、これまで以上にデジタルの世界に存在する自分の活動が活発化してくる。また、現実の世界との行き来もよりスムーズで頻繁になる (これは現実とデジタル間の物理的な移動ではなく、人が生活する上での意識/注意や自身の情報について、二つの世界間でより自然かつ頻繁な連動・切り替わりが起こるようになると勝手にイメージ)。

 

そんな未来が来ると信じ、その先駆けとしてイスマンはaespaを作ることにした。aespaはそうやって現実世界とデジタルの世界の両方を股にかけて活動を行うし、今まで以上にデジタルの世界にも重きを置いてファンのみんなと交流したいと考えているよ。

 

という感じかなと。aespaは「デジタル世界に存在する自分」をわかりやすく実際のメンバーに似た姿形でaeメンバーを作成しているのですが、そもそものスタートのデジタル世界の自分は要は「デジタル世界に置く自分の情報」であると考えると、そのマスコットキャラ/アバターの有無はお好きにどうぞな部分ではないかと思います。まあ姿形がなくてデジタル世界の私は無形ですとか言い始めたら、aespa物語の進行と我々の理解に支障をきたすのでそりゃ当然キャラを作るのでしょうけど。

 

もうめちゃくちゃ雑に一文でまとめると、「aespaはデジタル/オンライン領域での活動・交流を強化していきますよ」ということなんではないでしょうか。

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카리나는 신이에요.

疑問3:一応未来先取りな世界観だろうに、全く心躍らない(好みの問題)

以上を踏まえまして以下筆者の意見を述べていきます。これはイスマンがやりたいことの良い悪いのジャッジメントではなく、完全に一個人の好みか好みでないかの話なので悪しからず。 

 

見出しに書いた通り、aespaはこれまでのアイドルのコンセプト選びというのを超えて、今後人々の行動をさらに変えるかもしれないデジタル世界の潜在性をみたSMが持ってきた渾身の世界観だと思うんです。しかも最先端のアイディア。でも全くワクワクしないんですよね。これは完全に受け手の好みの問題なんですが(遠い目)。

 

人工知能や情報技術の発展がもたらす便利さを認識しつつも、例えば自分の生活においてデジタル領域での活動が現実世界に増して活発化するのには抵抗感がある。aespa話で言うとデジタルの世界でのaeカリナとの交流を、あなたは今カリナと交流していますと同じにされるのもなんだかなと筆者は思ってしまう。アイドル分野でも現実世界(対面の世界)は強力だと思っているので、その点は疎かにせんといてくれと思います。そんなわけで筆者はメタバースに別に心躍らないという話です。

 

それとaespaの現実世界と仮想世界のコラボレーションという話について思ったことを一つ。 このSMが説明する「現実と仮想の行き来をするaespa」はこういう世界が近々来るぞ〜とか言いつつ、例えば映画バックトゥザフューチャーのように願望ベースで作るフィクションなのか、技術的考証を経て、リアルにこの設定をこれから現実のものにして浸透させるつもりなのかどっちなんですかね。後者の場合、企画会社SM Entertainmentを超えてデジタルプラットフォームを開発・整備する人が動く必要がありそうですよね。そうなるとアバターメンバー作るためにハリウッドのアニメーション制作チームをオファーしましたとかいうレベルにとどまらなくないですか?産業間の大コラボレーションが必要そう、、、。

 

まあSMがどの規模で夢見ているのかまだわかりませんが、個人的にはここまで壮大なことを自信満々に語っているのだから、しょぼいデジタルコンテンツで現実と仮想の行き来とか言わんといてくれよ、ファンとアーティストの関わり方のニュースタンダードを作るぐらいのブツを出してきてくれよと思います。今のところKWANGYAを各所で連呼する以外は、このK/DAのPOP/STARSのステージと何ら変わりないですね。そろそろ実際のデジタルコンテンツ展開する頃でしょうか。

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さいごに

ここまでaespaについて思いの丈を長々と書いてきましたが、間違いなく近年活動している韓国アイドルの中で一番ウケるジワるで笑わせてもらっていて、カムバック期間中は大変楽しませてもらっているエスパであります。普通に好きです。またこの記事を書きながら、現実世界のメンバーと言いますかあの彼女たち4人の素の魅力を語りたいと勝手思ったりもしたので、また近々別の記事を出そうかなとか考えています。では。

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なんか文字数がすごいので、最後に写真を



 

 

【NCT DREAM】NCTのマンネ、ステージの達人チソンパーク

筆者が見つけた面白いアイドルシリーズ第3弾。

第1弾のNCT DREAM チョンロ第2弾のTXT カンテヒョンに続き、再びNCT DREAM チソンの魅力を勝手に紹介していきます。

 

チソンの魅力といいつつ、記事中盤からグループ・NCT DREAMの魅力を語り始めてしまっているので、あらかじめご了承ください。だいぶ長くなってしまいました。それでもやはり、彼はNCT DREAMの象徴的なメンバーだと思うので、チソン個人のエピソードからNCT DREAMというグループの面白さの分析へと話を掘り下げていくのだなと理解してくれれば幸いです。

NCT's Jisung To Sit Out Performances Due To Knee Injury | Soompi

基本情報

 

まず現在23名が在籍するNeo Culture Technology歌劇団のマンネ、チソン坊の話はデビュー前から始めることとします。

子役としての活動も少々、小5でSM練習生に

チソンに関しては、2013年末に小学生ながらSM Rookiesとして公開されてから、2016年のデビューまでのプレデビュー期間は東方神起ユノユノ先輩のMVに出演したり、ディズニーチャンネルSMTOWNに出てみたり、完全にSMの秘蔵っ子でした。高校生の兄さんたちを抑えるほどダンスに秀でたお子がいるという感じで、事務所も当時からだいぶ彼の能力を買っていた印象があります。

SM ROOKIES」チソン、東方神起 ユンホ&チャンミンの間で恥ずかしそうにピース - Kstylef:id:odekorim:20210505145203p:plain

 兄さん達に混じって、トニーテスタのダンスレッスンを受けている黄緑のちびっ子。動画は2013年末公開。

同じくプレデビュー期、2015年SHINeeの누난 너무 예뻐カバー。『赤ちゃん東方神起』としてマーク、ヘチャン、ジェノ、ジェミン、チソンの5人でまとまっていた時期。このセンターをはってる小さなお子がチソン坊。確かに当時、お、この子は、、?と思いました。


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なんてったって出力調整の天才、ステージで輝くスペシャなお子

チソンがNCT集団の中でもダンスが得意なメンバーというのは周知の事実だと思うのですが、筆者が主張したいのは、単に一ダンサーとしてのスキルが高いという以上に、カメラに映るアイドル、また見る人が自分を好きになってくれてなんぼなアイドルとしての表現がうまいという点です。

 

SMには「やっぱりセンスいい子たくさん持ってんなー。上質な素材は大手事務所に集まるのか...。いや、先に取られるのか...?」と思うような子達がたくさんいるわけです。そんな「いやー、やっぱそもそもの素材が抜群に違うわ」と思わされるアイドルの一人がまさにチソンパークであります(アイドルに野菜選びみたいな表現をしてしまって申し訳ない)。

 

頭ひとつ抜き出たダンス技術はご存知の通り。そしてなにより筆者が強調したい点が、チソン坊の抜群の出力調整センス。例えば、押せ押せのみ、これが俺らの気迫だーかっこいいだろー的なとりあえず勢い一辺倒なボーイグループダンスを定期的に見かけるとすれば、一方のチソン坊は引き算の能力に非常に長けていると思います。1曲3分半を通してずっと押せ押せでなく、振りと表情の両方を適度に引けるんですよね。この辺の緩急やポイント置きが非常に上手い。パフォーマンスの塩梅調整センスがピカイチだと思います。

 

ドリームはみな踊りが上手なのですが、個人の踊りの個性を矯正しないで有名なSM所属なので、それぞれスタイルがかなり異なります。そんな中で、曲のここぞという時にチソンのスタイルを真ん中に置いた時に、なんとも形容し難い力があると筆者は思っております。元からこの子がパフォーマンスの核だよなと思ってはいたのですが、怪我で活動ができなかった2020年に初めてチソン不在のドリームのステージ(무대로/Déjà Vuを実際に目にすると、思った以上に欠けている感を覚えました。

 

 あまりにも説明が感覚的なものになってしまったので、そこらへんから取ってきたドリームの音楽番組動画をいくつか並べてみますかね。

 

2019年 BOOM:まさにこの匙加減

 2018年 1,2,3:いやー技あり

 

チソンに限らず、やはりドリームのメンバーは舞台上でのあり方、出力調整が上手いと思います。自分がカメラに映る時の表情の対応も各々ファインプレーが多い多い。そして歌う人は歌う、踊る人は踊るなどちゃんと各自のやるべきことをこなして、全体としてもキラキラすべきところはキラキラしてくれる、かっこつけるところはカッコつけてくれる。こういうことが普通に、そしてちょうど良い塩梅で出せるのがドリームのステージの上手さだと思います。

 

そして以下に筆者の超マニアック・チソンベストモーメント動画を並べておきます、一応。こういうところがチソンの底知れなさという部分を。

 

① 2016年末MAMA:事務所の二大推しテヨン、マーク個人パートを経て、2:00からの大所帯のセンターに入ってくる最年少のお子、、 。

② 2020年授賞式:3:08の曲の切り替え部分、チソン坊のセンス。そういうことができるんですよね。


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③ 2019年SMTOWN in Tokyo: 0:23の表情はベストモーメント。5万人強(大半が先輩グループのファン)を相手にオープニングを務めるドリームチソンのこの表情。カメラマンナイスジョブ。


 

こんな感じでチソンパークの舞台センスの良さが伝わりましたでしょうか?

 

そしてこれ昔から観察してきた筆者の先入観なんですかね?もしかしたら最近から見ている人はNCTの23人いる中の1人という認識があるかもしれないのですが、筆者的には上は1994年生まれのお兄さんがいる中で互角に戦っている中学生、そして時に年上を差し置いてセンターに選ばれ、しっかり勤めを果たす、そんなスペシャなお子という印象が強くあります。普段は自分が最高だ的な自己主張は1ミリもなく、むしろダンス見せてと兄たちに言われても、僕うまくありません、わかりませんともごもご言っていた(という)Rookies時代のチソン坊のイメージ。でも踊ればどっからどう見てもスペシャなお子という。そのため、筆者は毎度毎度「やっぱそうだよな」的な目線で見てしまうのですが、そのようなフィルターなしに見る人が彼のステージにどんな感想を抱くのか気になりもします。

 

そんな大勢の年上に可愛がられて恥ずかしがっていたシャイボーイが、ちゃんとファン想いのアイドルに成長しました。以前怪我したか何かでスケジュールに参加できなかった際に事務所が何も発表しない中、心配するファンを見てか自ら大丈夫だと発信していて、チソンも立派なアイドルになったんだなと筆者は勝手に感心しました。幼いころに事務所に入り、よくわからないけれど周りの大人の話を聞きながら、ガイドされながらSMの”トレーニング”を積んできたのだと思うのですが、そんな最年少練習生がファンの存在を忘れない立派なアイドルになっているのを見ると非常に感慨深いです(誰

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イメージ図。

チソンを起点に考える、NCT DREAMの身の上

NCT DREAMがどのような集団か、NCT 127との関係、そして現在どのような状況に置かれているのかを説明するために、何かわかりやすいものに置き換えられないかと筆者が頭をフル回転させ思いついたのが、水泳選手の卵。

 

ドリームはオリンピックメダリストを輩出するような名門スイミングスクールで、選手コースの中でも本当の頂点にいるようなキッズかなと。そこらの地元の水泳教室の上級コースなんかじゃないです。めちゃめちゃ選手層の厚い強豪スイミングスクール(=SM Entertainment)。選手コースの中にもタイム別に何クラスも存在して、タイムが早ければ、どんなに幼かろうがどんどん進級していく世界で、中学生・高校生のジュニア選手(= NCT 127)がいるようなトップクラス・集団にまで小学生でたどり着くようなキッズがいたりするじゃないですか。ドリームたちはまさにそんなほんのひと握りの中高生のトップ集団に混じっている小学生なイメージ。伝わりますかね?

NCT DREAM | Wiki | •K-Pop• Amino

その歳にしてそのSMの強化クラスにいるだけの基準を満たしているということ。バタ足を習っている小4もいるなか、立派に中高生に混じりトップクラスに在籍し、全国レベルの試合に出ては大会新を出している小4・10歳という感じ。プルーサイド(舞台以外の場所)では小学生同士無防備に押し合ってみたり、ギャハギャハ走り回ったり、年相応に何も知らないでいるのに、いざ練習が始まれば騒ぐことなく年上と同じ練習メニューをこなし、試合で泳げばめちゃめちゃ早いと。

 

デビュー当初はNCT 127が中高生、NCT DREAMの中でも小4(チソン)、小5(残りの5人)、中1(マーク)ぐらいの差があったものの、最近は全員が成人したということでドリームの明らかなキッズ感は無くなってきたのかなと勝手に思っています。

 

それでもNCT DREAMの面白さは若さ、スタートの早さにあると思います。NCTという枠組みの中で切っても切り離せない127との上に書いたような立場関係もそれらを強調させるのだと考えます。

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デビュー当初からDREAMで本気を出す気のない事務所、絶対的127優先

最近SMに思うことなのですが、SMってNCTにしろaespaにしろファンに歩み寄りなしで「これ理解してくれよ、よろしく」的に一方的にイスマンの夢ベースで作ったぶつを押し付けてきがちじゃないですか?それが面白くて笑ってしまうのは紛れもない事実なのですが。

 

そんな事務所なので、NCTを作った当初からNCT 127を他の諸先輩方の位置まで売れさせるという計画を書き換えることなく、ドリームはあくまでもサブユニットとして活動をしてきました。ドリームのファンがいかに彼らにポテンシャルを感じたところで、NCT 127を差し置いて手間暇をかけてもらえることはないのでファンはここ4年間もどかしさを覚えていたのではないでしょうか。人数が欠けた状態でどさ回りもたくさんしてきました。以下参考動画。


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NCT DREAMの今後の展望

上に書いたように、NCT 127にSuperMにと基本的にマークの仕事に左右され、所属事務所による抑圧の歴史を持つドリームですが、個人的にはもうそろそろ振り回したりーなと思うところであります。高校自主退学どころか中学すらちゃんと通えず、普通の友達を作るのも難しい特殊な世界にいて、アイドルだけにかけてきた子達なのだからドリームでてっぺん取らせてあげてもいいのではと思ったりもします。そのために小さい頃から練習してきただろうに...。事務所への敵意ではなく、不憫に思うという感じですかね。結局彼らの今後は事務所の意向次第なのですが、小さい頃から面倒を見てきているのはSMなのだから、よろしく頼みますようと思う次第です(誰)

 

2018年の卒業公演で全員涙涙でマークを送り出したわりには、他の活動が一段落したところで7人に舞い戻り、今回Hot Sauceでカムバックをして現在リパケを控えているわけですが、今後ドリームをどうしていきたいのかはまだまだ未知で、様子を見守る必要がありそうです。

 

というわけで、チソンの魅力語りから始まり、ドリームの今後を心配するというところまで来たのでこの記事を終わりにしたいと思います。では。

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この先どうなることやら...想像不可

Hello Futureですか?