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【Oh My Girl】古き良きKPOPが詰まったコンセプトの妖精、ただただ癒しのおまごる

※2020年11月に掲載した記事の再アップ

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2020年、弾けるべくして弾けたOH MY GIRL。筆者が心掴まれた数少ないガールグループの一つです。全ての要素がピタッとはまっていてただただ癒しであり、やっぱり韓国アイドルはこれだよねと思わせてくれる7人組です。 

 

一方で、彼女たちがデビューした2015年前後は少女時代の次の世代となるガールグループが大量に混在し、まあまあな飽和状態だったので、これまで彼女たちが大衆の注目を集めることは難しかったんですよね。2014年デビューのRed Velvetとは同じサブカル趣向でしたし、2015年にはTWICE、2016年にはBLACK PINKが次々とデビューし、大手三代事務所の新世代ガールグループ3組と中小企業の“その他諸々ガールグループ”という状況であり、WMエンターテイメント所属の彼女たちもその中の1組だったと思います。

 

ですがここに来て周りのプレーヤーたちが徐々に迷走し始めたり、限界を迎えたりと落ち着いてきたところで、彼女たちが着実に積み上げてきたものが大衆に発見され、急浮上してきたというところであります。今回は筆者的OH MY GIRL(通称おまごる)のツボを色々と紹介していきます。

ツボ1:目まぐるしく変化するK-POPシーンの中、古き良き韓国アイドルの要素を持ち合わせるおまごる

筆者のように一世代前のK-POPにハマり、最近なんかつまらないわーと言って半分振り落とされかけつつも、2020年までずるずる韓国アイドルを見ている人たちに特にオススメしたいのがまさにおまごるちゃんたちなのです。

 

筆者にとってアイドルは人々が日常に乾きや物足りなさを感じていたり、現実逃避をしたりしたいような時に活力をくれたり、いっときの癒しになってくれる存在だと思っているのですが、昨今の韓国グループには力みすぎ?凝りすぎ?の詰め込みすぎ、ビジネス感がいつにもなく増し増し、なぜかこちらが消耗される、それで正解なのか?何か大切なこと忘れてないか?と思うことが多々あります。

 

ここ数年でK-POPファンが世界中に一段と増加し、製作側も国外のファン/受け取り手の好みに意識を向けていく(世界基準に寄せていく)中で、サウンドに始まり、パフォーマンスの見せ方、ファンへのアプローチ方法、衣装、メイクなどスタイリングまで本当にK-POP/韓国アイドルの体質が大きく変わってきているのは紛れもない事実でしょう。その時々のトレンドがあって変わりゆくものがあるのは当然なのですが、時々ひと昔前の韓国アイドルを恋しくなってしまうという人も少なくないと思うのです。まあでも筆者がいま世間的に爆売れしているガールグループに面白さを全く感じていなくてもヒットする人にはウケているわけで、結局はどんなアイドルの話も結局は個人の好みによるのですが。

そんなエクスキューズを入れつつ、なぜおまごるが筆者のツボを真芯で捕らえているのか考えると、やはりデビュー当時から色んな要素においてちょうどいい情報量と匙加減で活動していて、普通にただただ元気と癒しをくれるものも継続的に見せてくれることなんですよね。そしてこの「継続的に」というのが大切だと考えます。というのもデビューから時間が経てば状況に合わせて変化をしていく、変化を求められるのがアイドルの常であり、そこでファンの期待するものと噛み合わなくなることは少なくないはず。けれどおまごるちゃんはこの5年間の活動において一度もミスっていないと(少なくとも筆者は)思っていて、そこがミソなんです。カムバックのたびにおまごるいいよなー、これだよなーと思ってきました(贔屓目すぎ?)。 

Nhóm nhạc nữ SNSD  /// Ảnh: Cắt từ clip

 そして、少女時代が好きな人は高確率でおまごるにも心掴まれるに違いないという勝手な持論をここで展開したいと思います。というのは、昔からただでさえハイカロリーな韓国アイドルたちが上に書いたようにここ数年はいつにも増していろんな面で詰め込みすぎ、足し算しすぎと情報過多。そんな中、ただただシンプルに可愛く美しく楽しく行こう、いい歌を届けようという彼女たちは、グループのあり方やメンバーの様子、パフォーマンスにおいて少女時代とものは違えど似たような塩梅な気がするんですよね。

ツボ2:どこまでも擦れることのない仲良しなメンバーたち

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さらにおまごるツボ話を先に進めると、おまごるちゃんたちは何と言ってもチームの雰囲気がとても良いです。WMに大切に育てられた箱入り娘たちで、お顔もスタイルも性格も含め全て品が良く、7人とも見事なまでにまったく擦れていなくて、なんというか澄んでいるんですよね。

 

各個人だけでなく7人が集まった時の雰囲気も綺麗で、これまた澄みきっていて平和です。仲良しなのはもちろんなんですけど、おまごるちゃんたちは互いへのリスペクトや感謝をものすごく素直に表現するんですよね。泣くときはみんなで泣いて、わぁぁ君たち可愛いねぇぇ応援したくなっちゃうよ、、、という感じです。楽しい時は、スズメ達がきゃっきゃしているような様子です。これまた、ああ可愛いねええ。楽しそうでなによりだよ、、、と思う次第であります。

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ツボ3:こだわりの楽曲が多い。ボーカル担当たちの厚み。

おまごるの楽曲は結構周りのガールグループとよく差別化できているといいますか、ニッチな良い場所にいるなと感じることが多いです。近頃はガールクラッシュがブームで半ば飽和状態(ここでは音と見た目でもって定義された、強いEDM系のサウンド&派手ステージ衣装をガールクラッシュとします)。ビート強めに電子音がファンファンしている曲にみんなお腹いっぱい、疲れ気味という状況だと尚更おまごるの楽曲の良さ、ポジショニングの良さを感じることができます。

 

楽曲の幅に関しても大ヒットはしてこなかったものの、デビュー当時からかなりこだわりを感じる曲をリリースしていて、様々なコンセプトをこなしてきました。単純にかわいい明るいから、力強さ、儚さまでいろいろな姿を見せてくれます。今のKPOPガールグループで本当に一番なんでも消化できるのはおまごるちゃんなのではないでしょうか。

 

そして、歌の構成が筆者の好みです。韓国アイドルの楽しみの一つが歌を聞いてやっぱりこの人半端なく上手いよなあと唸ってしまうような瞬間に出くわすことなのですが、Oh My Girlはここぞという所でハモリやフェイクを入れたり、しっかり歌唱力を見せつけてくれる瞬間に多く出くわすことができます。他にもメンバーそれぞれの声質、声の出し方、楽器音の主張のなさ、音域、誰がどのパートを歌うかの歌詞割りなど筆者的には全てがピタッとハマっていてツボにぶっ刺さってきます。バラードをがっつりこなせるのも魅力なのですが長くなりそうなので泣く泣く割愛。

 

WINDY DAY(2016) :のちに本人たちが“別の知名度のある歌手が歌えば売れていた曲だと思う(意訳)”と発言していた良曲。悲しいかな。


OH MY GIRL (오마이걸) - WINDY DAY [Music Bank / 2016.06.17]

 

Secret Garden (2018): デビューから3年以上、5枚目のアルバムでようやくケーブルで初1位を獲得した曲。
[OH MY GIRL - Secret Garden] KPOP TV Show | M COUNTDOWN 180201 EP.556

 

Bungee (2019) :この曲でようやく地上波初一位。ユア・ミミの入りから始まる、最後大サビのたたみかけがお気に入り。これぞ K-POPのサマーソング。


OH MY GIRL (오마이걸) - BUNGEE (Fall in Love) [Music Bank / 2019.08.09]

 

そして、日本語歌詞のクオリティーが高い高い!特に花火 (Remember Me)の日本語 ver.は感心しました。歌詞の自然さにメンバーたちの発音、どれをとっても全く妥協することなくやっているんだなと。ありがたい。K-POPの日本語 ver. 大体ゴミじゃない?と言う人にぜひ聞いてもらいたいです。

Remember Me (2018):ミミちゃんのラップが素晴らしい


OH MY GIRL 『花火 (Remember Me) Japanese ver.』

  ツボ4:衣装もメイクもスタイリングがいつだって素晴らしい

最近はなぜそうなる?これを最新トレンドとするのか?それは本当に魅力的ですの?と考えてしまうメイクや衣装を見かけることが多くないですか。それに対し筆者がおまごるに安心感を覚えてるのは、いつもシンプルに可愛くの姿勢が一貫されているからだと思います。ここ数年の全員バラバラ衣装のトレンドとは異なり、このグループは統一感のある衣装を着ていることが大半です。結局は受け手の好み次第ではありますが、全員のテーマは同じままメンバーのスタイルやキャラクターに合わせた衣装を着せてくれるので、これだよ!みんな忘れないで!となります。Oh My Girlのスタイリストさんたちかなり気合い入ってます。

The Fifth Season 5番目の季節 (2019)


[OH MY GIRL - The fifth season] Comeback Stage | M COUNTDOWN 190509 EP.618

ツボ5:パフォーマンスの線が綺麗

本人達のフィジカルからくる踊りの線の美しさももちろんですが、振り付けやフォーメーションの組み方がいつだって有効です。これまた最近のガールグループでよく目にする謎の詰め込み思考で意味のわからない振り付けや体形移動がありません。ただただシンプルにパフォーマンス中の姿が可愛く、美しく、格好良くみえるような振り付けをしてくれるのが筆者のツボに刺さります。

CLOSER (2015):隊形を上から見るといろんな星座になっているという一曲


OH MY GIRL(오마이걸) - 'CLOSER' M COUNTDOWN 151008 EP.446

一歩二歩 (2016) :このフォーメーション然り、歌詞然り名曲


Oh My Girl - Step By Step | 오마이걸 - 한 발짝 두 발짝 [Music Bank HOT Stage / 2016.05.06]

ツボ6:表情が上手い。ライブが上手い。

同じ活動曲で何度音楽番組に出ようがライブをしようが、決まった振付を絶対に崩さない(舞台がどこでもほぼコピー&ペーストな)女子人気アイドルも多い中、オマゴルちゃんたちは音程やジェスチャーをアレンジしたり、その時々の表情をしていることが多い気がします。こういう歌に表情にとライブが上手なグループってfancamをあさり始めたら最後で、特にファンがとった非公式の動画は永遠に見続けられます。おまごるちゃんたち上手やな〜素敵なアイドルだな〜と思いながら筆者はいつもステージを見ています。

 

CUPID (2015) :デビュー曲 2019年ver. (ミミちゃん不在で6人ですがみんな表情が良いので)


[주간아 미방] 백투더데뷔! 옴걸 has shot my heart♥ 오마이걸의 ‘CUPID’ 2019ver. l EP.406

 その他筆者的謎ツボ

韓国語コメントの多さ、圧倒的にファンダムが韓国ベース

YouTubeで動画を漁るときに、韓国語のコメントが大半を占めているKpop動画を見つけることは英語に支配された今のご時世だいぶ難しいじゃないですか。筆者の場合昔から韓国人のオタクの感性と反応を見ながらKpopを楽しんでいる節があるので、ハングルで埋まったコメント欄を見て読んでしまうと、ああ、Oh My Girlは韓国ファンの手から全くこぼれ落ちることなく(韓国のファンを置いてけぼりにすることなく)しっかり自国ベースで活動しているのだなと思って、筆者の謎のツボに刺さります。 

日本語を頑張る彼女たち

Oh My Girlはデビュー後の活動もまずは韓国で、そして2019年にようやく日本デビューしたのでとりあえず日本デビューしとけ、海外にもアピールしとけというのはなく、海外進出にはだいぶ慎重派だった気がします。で、筆者のツボ刺さりポイントはおまごるちゃんたちがめちゃめちゃ日本語を頑張っているということ。

 

よくある「ありがとうございまーす。愛してまーす」的な台詞読みの完全ビジネス日本巡りとは違って、Oh My Girlはライブの一人一人の挨拶でも日本のファンに日本語で思いを伝えたいという頑張りが伝わってきます。時間がかかろうが言葉に詰まろうが、できるところまで日本語を話そうとします。特に日本に関してはワールドツアーのただの一カ国という位置付けではなく、日本でしっかり活動を広げていきたいんだという思いがあるんでしょうね。そんなこんなでこちらも純粋にこの子たちの夢を応援したい、頑張りが報われてほしいみたいな気持ちになってしまうのです。

 

さいごに

長くなりましたが、一通りおまごる基礎情報を頭に入れた後にQueendomという6組の韓国ガールグループがパフォーマンスを競い合う番組をぜひ見てほしいです。パフォーマンス自体も感動ものな上、とてもなく健気なおまごるちゃんたちが見られるので、メンバーもパフォーマンスもさらに好きになること間違いなしでしょう。Oh My Girlのグループの成り立ちやメンバーの素性をある程度知った上で見ることをお勧めします。

LovelyzのDestinyのカバー。絶対に番組の流れのなかで見てほしいベストステージ。


[ENG sub] [4회] ♬ Destiny(나의 지구) - 오마이걸 @2차 경연 커버곡 대결 컴백전쟁 : 퀸덤 4화

 

大好きな何度見ても笑えるおまごる食物連鎖・パワーバランス図を最後に

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ジホ

アリン

ヒョジョン・スンヒ

ビ二

ミミ・ユア