とうもろこし畑からの眺め

エスパ作品は平野レミ、NiziUはてれび戦士

【2021年】韓国アイドル8組に思うこと:aespaを筆頭に次世代ガールグループが熱い

2020年に続き、今年も韓国アイドルの活動を振り返り、K-POP所感を記していくことにします。総評としては「新グループのデビューが続くものの、(目新しさの段階を過ぎた)中堅以上によるホットな動向は無」といったところでしょうか。以下、筆者が継続的に注視・応援している8組のハイライトです。

【aespa】最後まで平野レミ料理を続けられるか?

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エスパについては我慢ができず一度、savageカムバック前にずらずらと思ったことを記事にしたのですが、それ以降も特に印象・感想に変化はなく、ぜひ一読してもらえればと思います。そこそこの熱量で執筆しました。(エスパ×メタバースの解釈、SMの自分勝手ぶり etc.)

そしてsavageもnext level同様、笑いが止まりませんでしたね。今はすっかり距離を置いていますが、カムバック期間は事務所もだいぶ雑多な笑いを突っ込んできて、高度だなーと思ってました。MVは平野レミの料理ぐらいおかしいです(必ずしも맛집とは言っていない)。雑な例えですが、売れるアイドルの単純明快な解法や味付けがあるとして、それを大真面目になぞっているのがハイブとすれば、エスパはまあ相当ヘンテコ。高級洗練フレンチvs.何料理かも不明なご馳走というところでしょうか?既存の形に囚われず、異様な笑いを生み出しているのではないでしょうか。SMは正統・サブカル平野レミまでなんでもできるんですね。どんなジャンルであれ、美味しいと思う人が多い=売れるということなんでしょうし。

 

そして、ウィンターの素で溢れ出る勝ち気な部分がマンバを倒すエスパの設定と勝手にマッチしてて、事務所に推されている以上に印象に残る上、存在感がありますよね。この世界観を背負わせても潰れない本人たちの素の魅力に助けられていいて、ひとまずキャスティング成功だよなーと思う限りです。イェッピーイェッピー。それにしても事前録音に頼りすぎでは?ライブで被せくらいしてほしいものです。

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NCT DREAM】いつまでNCTのサブグループ枠なんですの?

NCT Dream Members Hot Sauce Group Wallpaper 4K PC Desktop #1170a

これまでと変わらずアルバムも舞台も良いドリームですが、127活動期間の『5人ドリームドサ回り』はやはり今年も健在。Hello Futureの5人バージョンを見て、これはさすがにないと思った次第。時が来た、僕たちの未来は明るい...? マークが出戻り、7人で固定化もされ、ようやく出せた正規一集のカムバック期間は「一緒に舞台ができて嬉しい」が溢れていたものの、その後の5人ドサ回り中盤では覇気の無いステージも多く、さすがに不憫に思いましたね。ドリームの特殊性は若さとスタートの早さにあったと考えますが、もう彼らも大人。弟グループ、部活動枠として置くのは無理があるのではと。127をなんとしてでも売れさせようと事務所が奮闘し、多少手こずった時間に、ドリームと同年代のグループが周りにごろごろ存在するという状況になった、というところでしょうか。とにかくドリームに関しては「5人が不憫」の一言に尽きます。

【TXT】君たちはどうみてもloserではないけれど?

TXT's "Loser=Lover" Lyrics In English Will Make You Rethink The Word Loser

今年のTXTは”0X1=LOVESONG"に"LO $ER=LO♡ER"にと、本人たちのキャラクターと音楽で運ぶメッセージのちぐはぐ感にうーんと思った一年でした。混沌の章に突入してからの音楽性の変化というより、メッセージですね。I'm a lover~ I'm a loser~はムズムズが止まりません。(現段階では)会社が凝りに凝って準備した品を一生懸命消化しようとしていると見えなくもない彼らに、事務所はなんとしてでも「僕たちのストーリーを表現し、素直な感情を歌っている」と言わせるわけです。最終的には今よりも多くの音楽を自主制作させ、彼らの偉大な先輩のように、自己表現をする”アーティスト”にのし上げることになるのでしょうが、なんとなく歌と今の本人たちとステージが綺麗に噛み合っていない気がするのは筆者だけでしょうか?

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LO $ER=LO♡ERの説明

以前カンテヒョンについて熱弁(?)したこの記事で、TXTはデビュー時から「自分と現実世界との間の葛藤」という内容を繰り返すが、彼の達観っぷりを見ると彼がそんな段階にはいないように感じられると書いたのですが、混沌の章に入ってからは彼に限らず、思った以上にチグハグが気になっている筆者です。こう本人たちの持って生まれた部分と噛み合ってないと書くものの、具体的には何なのかは断定はできていません。全員顔が綺麗すぎるのか?成人した図体のでかい大男たちにセンチメンタルされる違和感なのか?完全に勢いづいた事務所発という出自込みで、スタートから泥臭さや負け組感がないからか?それともシンプルに技術的にガタついているのが目立つからか?

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未だステージ消化はヨンジュン一強

「こんな世界の中で痛みを感じている僕」「君と僕は一緒」と色々ストーリーの装飾をつけながら、本人たちとファンの成長エピソードにするより(あんな凝った内容をチープな一文に解釈するもの申し訳ないが)、「BTSを先輩に持ってプレッシャーに押し潰れそうで、自分がちっぽけに思えるけれど、本当はそんなことないんだ」という感じの成長の痛みを隠しに隠して表現するのはどうであろうか。(そんなことは絶対にできないであろうが)等身大といえば最大限に等身大では?あまりに正直に感想を書いてしまったが、バッシングの意図がないことだけは了承していただきたい。どうこのミスマッチが解消されていくのか、どう事務所がストーリーを進めるかも含め、要注目なtxtであります。

【LIGHTSUM】この8人をどう纒め上げるのが正解なのか?

LIGHTSUM·라잇썸 on Twitter: "[📸] 210610 @ Debut Single [Vanilla] ONLINE FAN  SHOWCASE LIGHTSUM과 함께한 즐거운 시간! ⏰ 앞으로도 행복을 가득 선물할게요! 🎁💝 #LIGHTSUM #라잇썸  #Vanilla https://t.co/YQdMTCyDCP" / Twitter

キューブから今年デビューした彼女たちは、何の気負いもなくステージを鑑賞できます。さすが新人グループ、明らかに若い。そして皆んなべっぴんさん。メンバー8人の毛色が違いすぎるという声も聞かれますが、確かに3:2:3で(表情が柔らかい)-(中間)-(真顔がきつめ)とグループ内に顔や雰囲気の幅があるような。それをバラバラと感じる人と色とりどりと受け取る人の両方がいる模様。それでもデビュー曲のVanillaはなかなか上手く纏め上げていたのではと思います。セカンドシングルをファンファンIZ*ONEサウンドで出撃してきたのには笑ってしまいました。音や動きの情報量がやや多い気がしなくもない...?それでも口パクや事前録音なしを徹底したLIGHTSUMのステージはこのご時世に素晴らしいこだわりだと思います。

そして、筆者が勝手に期待を寄せるのがProduce48にも出ていたメインボーカルの二人。チュウォンは間違いなく19歳の歌声ではなく、ナヨンは曲に合わせて声のトーンを自在に変えられるよう。vliveなどでランダムに歌っているところを見ると、今後もいろんなジャンルの曲を聴く機会がありますようにと願わずにはいられません。そしてサブボーカルが上手く育ちますようにと、これまた勝手に期待しているところであります。

【Treasure】よくは知らないが、普通に格好良い?

他のグループに比べて把握度が低いので、これを発信したいという強い思いはないものの、MMMの日本語ver.がうまく原曲の歌詞を生かしていたので今年のハイライトとして記しておくことにしました。サビの터질 것 같아 너 때매 を「心臓が爆発寸前」にしていたのが想像以上に良くて笑ってしまいました。そして見れば見るほど振り付けが秀逸。(今年活動してました?)

【INI】投票で決まったものの、なかなか良いバランスでは?

Treasure同様ただの傍観者の感想ではあるものの、日プ2はなかなか自己啓発要素が強く、面白いシーズンだったように思います。仲宗根梨乃氏をはじめ、トレーナー陣の指導方法が「自分を解放しろ、君の想いは何だ、ぶつけろよ」とアイドル選出の目的以前に、軽く自己実現コーチングセッションだったので、筆者はかなり笑えました。本家プデュとは参加者たちの技術レベルが違う上、オーディション期間で伸ばせるスキルも高が知れているからか、こうしてそもそもの心持ちを重点的に問いただすのは見ていて新鮮ではありました。

結果操作なしの投票で選ばれたメンバーですが、パフォーマンスのコアにいる人たちがしっかりと重心をつかんでいる(ように見える)ため、最終的にバランス良くチーム編成できたのではと思いましたね。「オッパ感を売るKPOP」の現地化プロジェクトとしては、キャラクターに技術にとぴったりな良い人材がひとまず集まったのではないでしょうか。歌を武器にする人が多いのも一つ大きな強みでしょうね。悲しいかな、日本で完全に0のまっさらな場所から試行錯誤・右往左往してきたJO1が彼らに軽く追い抜かれそうな雰囲気です(外野の人間の主観です)。まあ面白いものは面白いということで。

【Kep1er】夢に向かう姿はいつだって眩しい

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同じくプデュ系オーディション番組のガールズプラネット999ですが、各々言いたいことはあると思いますが、それほど肩入れしていなかった筆者は純粋に楽しめました。オーディションの終盤から最終回にかけて放たれるあの輝きってなんなんでしょうね。良い良い。外国人の江崎ひかるちゃんとシャオティンが今後どのように韓国仕様になっていくのか非常に楽しみです(浅い感想で申し訳ない)。

【OH MY GIRL】今年も今年とておまごるに心洗われ、元気を貰う

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毎年毎年ここに戻ってきてしまうというのが、このおまごるちゃん。去年のNonstopとDolphinの勢いに乗り、今年のDun Dun Danceも十分にヒットさせたのではないでしょうか(そしてガルプラで初めて5番目の季節を聞いた人もいるのでは。)2015年のデビューから継続的に良い姿を見せてれる事務所と本人たちの努力には感嘆します。やはりおまごるちゃん達は手を取り合って力を合わせる姿が美しく、いつも空気が澄みきっています。お互いへの反応にこれほど愛情が溢れるグループは他にいますでしょうか。どこを切り取っても癒されます。今年は人生で初めて、曲を聴いて泣きそうになりました(秘密庭園という曲なのですが)。歌声と歌詞に耳を澄ますと涙腺がゆるんでしまうのは、筆者の情緒がおかしいのでしょうか?来年は早期契約更新はしていないとされるジホとミミが再契約に至るのかが気になるところです。どんな形で7周年を迎えることになるのでしょうか。想像するだけで、涙が...。

さいごに

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去年今年と大手事務所から中小事務所まで、次世代のガールグループ計画が一気に表に出てきていますね。一年を通して注目のカムバックが途切れることがなくステージも楽しめて、韓国アイドル界も本当に飽和状態だなと再確認した一年でした。と同時に、こうして通りすがりに見て楽しむグループと、そこから一歩踏み込んでご贔屓グループになる差異はなんだろうかと考えたりもしました。みなさんの「他でもなくこのグループを応援したい」という気持ちにさせられた決定打が何であったのか、非常に気になる次第です。

 

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。かなりフライング気味ですが、良いお年をお迎えください。では。

(深夜に一人で今年一ゲラゲラ笑った、超マイナー新人アイドルのチッケムを添えて (0:44~))


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